おすぎのブログ

THE NERDYS RYU cobachi などのドメスティックブランドを中心にセレクトするショップセドルクロージングストア おすぎのブログです。

デニムのファーストウォッシュについて

こんばんは。

おすぎです。

 本日はデニムのファーストウォッシュについてです。

 

ファーストウォッシュ」読んで字のごとくデニムを最初に洗う事です。
これちょっとややこしいんですがあくまで「ファーストウォッシュ」=「糊落とし」っていう位置づけです、
ジーンズ、ジーパン、デニムを販売している業者は腐る程ありますし、おすぎのやってるセドルクロージングストアも結構デニムがメインだったりします。
一般的な色の落ちたデニムなんかはメーカー側で洗っているのです。加工もしかり
つまりそういった商品については糊落としがいらないので「ファーストウォッシュ」とは言いません。

 生デニムを洗濯すると約1インチ「縮む」 
1インチは約2.54cm、つまりだいたい1サイズぐらいは縮んじゃうってことです(レングスはもっと縮む)
折角ジャストサイズで買った
デニムがめっちゃ縮んで履けなくなると嫌ですし、お客さんに1インチ縮んだ事見越して買ってくださいって
いうのも知らない人は悩みますよね?
そのため事前に販売される前に洗ってこれ以上は縮みませんよ~っていうて販売しているのです。(厳密には1回洗った程度では縮みきりません)
正確に言うと違うのですがこういった生デニムを縮まないようにした加工を防縮加工といいます。
海外ではサンフォライズと表記されますが、
リーとかラングラーのネームに「SANFORIZED」って記載見た事ないですか?この表記があるデニムは
加工しているので基本的には極端には縮みません。このSANFORIZEDは商標登録されているので
誰でも彼でも使って言い訳ではなくある一定の基準をクリアしたものに対してつけられます。
これに対してリーバイスは「シュリンク トゥ フィット」履いて馴染ませろってな事で一貫して生デニムを広く
普及させた偉大なデニムブランドです。←それこそがデニムの王道だと思うからです。
「このデニム履けるから体型そんなに変わってない」っておっしゃる方・・・誠に恐れ入りますが、
デニムも一緒に成長してくれてるんですよ。
ちなみにお持ちのデニムでポリエステル、またはポリウレタンが数%程度入っているデニムは
インポートデニムに多いですがストレッチ性を持たせたデニムなのでほとんど縮みませんし、どっちかというと伸びてきます。